Win32API 文字列に含まれるアルファベットを大文字、小文字に変換する CharUpper, CharLower

アルファベットを１文字を大文字、小文字に変換するには、「stdio.h」のtoupper関数、tolower関数を用いるが、これらの関数を文字列で扱う場合はループ処理などが必要となり、若干面倒となる。

そこで、Win32APIのCharUpper関数, CharLower関数を用いれば文字列として大文字、小文字に変換することができる。

CharUpperのプロトタイプ

LPTSTR CharUpper(
  LPTSTR lpsz   // 変換対象の 1 つの文字または文字列
);

CharLowerのプロトタイプ

LPTSTR CharLower(
  LPTSTR lpsz   // 変換対象の 1 つの文字または文字列
);

使用例

#include <windows.h>
#include <stdio.h>

int main()
{
  char lpBuffer[] = "abcdefg";
  
  CharUpper(lpBuffer);
  puts(lpBuffer);

  CharLower(lpBuffer);
  puts(lpBuffer);

  return 0;
}

参考
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc410645.aspx
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc410630.aspx