WIn32API プロセスIDからセッションIDを求める

プロセスIDからセッションIDを求めるには、ProcessIdToSessionId関数を用いる。

ProcessIdToSessionId関数のプロトタイプ

BOOL ProcessIdToSessionId(
  DWORD dwProcessId, //プロセスID [IN]
  DWORD *pSessionId //求めるセッションID [OUT]
);

ProcessIdToSessionId関数の使用例として, プロセスIDが3000であるプロセスのセッションIDを求める

（dwProcessIdの初期値は、セッションIDを求める対象のプロセスのプロセスIDをに適宜変更する）

#include <windows.h>
#include <stdio.h>
#include <wtsapi32.h>

#pragma comment(lib, "wtsapi32.lib")

int main()
{
    DWORD dwProcessId = 3000;//この値は、適宜変更すること
    DWORD dwSessionId;

    if (ProcessIdToSessionId(dwProcessId, &dwSessionId)) {
        printf("dwProcessId=%d, SessionId=%d\n", dwProcessId, dwSessionId);
    } else {
        puts("ProcessIdToSessionId failed");
    }

    return 0;
}

注意事項として、Windows Vsita以降のOSでは、セッション0のプロセスの場合は、管理者権限が必要になる。

参考

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/cc429573.aspx